【北京共同】世界的な建築家、安藤忠雄さんの50年余りにわたる足跡をたどる大規模展覧会の開幕式が11日、北京で行われた。代表的な建築物を実物大で再現した展示が目玉。安藤さんはオンラインで出席し、中国の建築界が世界へ発信力を強めるよう声援を送った。
「光の教会」(大阪府茨木市)、「水の教会」(北海道占冠村)、「瞑想空間」(パリ)の3作品を実物大で再現し、実際に訪れたかのような感覚を味わえるようにした。他にも日本、中国を含む世界中の作品を模型や写真で紹介した。
展覧会は東京、パリ、イタリア北部ミラノ、上海に続く国際巡回展の5回目となる。