FADU Technology社は、主要なコンピュータがPCIe Gen 5をサポートし始めるのに合わせて、同社初のPCIe Gen 5 SSDおよびSSDコントローラの設計を発表しました。GlobeNewswireによると、これらのSSDは、14.6GB/sの性能と低消費電力を目標としており、特にクラウドとデータセンター市場向けに設計されます。
FADU社の第5世代SSDの暫定仕様では、シーケンシャルライト速度は最大10.4GB/s、シーケンシャルリード速度は最大14.6GB/sで、消費電力は5.2W以下となっています。また、ランダムリードIOPSは最大350万、ランダムライトIOPSは最大73.4万を実現します。
FADU Echo SSDの暫定仕様
SSD Form Factors | E1.S / E1.L / E3 / U.2 |
---|---|
SSD Controller | FADU FC5161 |
Host Interface | PCIe 5.0 x 4 / NVMe 1.4+ / OCP Cloud Spec 2.0 |
NAND Interface | 16 Channel / ONFi 5 (2400MT/s) |
Sequential Read | 14.6 GB/s |
Sequential Write | 10.4 GB/s |
Random Read | 3400 KIOPs |
Random Write | 735 KIOPs |
Average Power | <5.2 W |
この新しいSSDは、4レーンのPCIe Gen 5インターフェースで動作し、OCP Cloud Spec 2.0 SSDのフォームファクターとともにNVMe 1.4+プロトコルを備えます。。
コンシューマー向けの製品はまだ発表されていませんが、第5世代のSSDが今まさに製造されていることを知っておくのは良いことです。つまり、その技術がコンシューマー市場に浸透していくことが期待できるのです。インテルの第12世代Alder Lake CPUとZ690マザーボードの形で、第5世代SSDをサポートする最初のコンシューマーベースのプラットフォームがすでに存在することを考えると、これは特に重要なことです。今のところ、第5世代の製品が市場に出回っていないため、第5世代の製品が登場するまでは、PCIeの第5世代サポートはほとんど意味がありません。
これらのSSDは、2022年後半の発売を目指しています。