エムツーの井内ひろし氏は自身の公式サイトで,長らく開発が続けられているシューティングゲーム「ウブスナ UBUSUNA」の大まかな開発状況を明らかにした。
それによると,まず表立った動きを見せていないのはエムツーの広報戦略によるものであるとのこと。開発はコツコツと進んでおり,昨年8月から参画しているデザイナーによって,「自機などはゲーム上で表示されていますが、とても自然に馴染んでいます」(原文ママ)といった状態であるという。ただ井内氏は現在,サウンド制作にも手を回しており,グラフィックス制作を管理しきれない状態にあるそうだ。
それにあたって,背景グラフィックスのテクスチャを制作するスタッフの募集が行われている。応募要項については井内氏のサイト,宛先についてはエムツー公式サイトの“お問い合わせ”ページを参照してほしい。
その他,井内氏は“カマキチクン”と名付けたカマキリや,「犬神家の一族」などの映画についても語っている(カマキリが摂食している写真があるため,虫が苦手な人は注意)。
「ウブスナ UBUSUNA」は,2014年に制作が発表されたタイトルだ。それ以前に井内氏が個人プロジェクトとして企画していた「50YM」(50 YEARS WAR)のゲームシステムをベースとして,世界設定やストーリーなどが作り直されている。2018年11月には,エムツー代表の堀井直樹氏から「悩ましい状況にはあるが,ほぼ通しで遊べる状態になっており,今は素材を作るのが大変」と語られていた。発表当時は“PS4向けのダウンロードソフト”と予告されていたが,いろいろと環境が変わった現在,どうなるのかも気になるところだ。