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7月のパリ。…にしては今日は寒かった。夕方からリュクサンブール公園に遊びに行こうかと思っていたけど、思いの他寒くてどうしようか迷っている。(とか言いながら書き始めたものの、結局書くのに夢中になって閉園時間を過ぎていた…w)

昨日の夜は友人を家に呼んで一緒に夕食を食べた。久々に随分お酒を飲んだので、少し家の周辺を歩いてみた。夜に外を歩く事はあまりないので、少しドキドキしつつセーヌ川の辺りをうろついてみた。

DSC04157ノートル・ダム大聖堂。
夜はこんな風にライトアップされるんだったか。
先日、普段はひとがすごく並んでいて入れないので、朝早くに出かけてようやく初めて中に入ってみたけれど、それでもあまりにも人が多すぎて、教会というよりはいかにも「観光地」然としていて少し残念だった。
せめてもう少し人が少なければ良かったのに(^_^;)
文句言いつつ、外からこの教会を見る分にはやっぱり美しい。

DSC04180セーヌ川の中洲の島、シテ島に入って、大聖堂の裏手の道。ノートルダム回廊通り(Rue du Croître Notre-Dame)。
この場所は右岸に歩いて行くのに通るけど、さすがに夜は昼間とは少しだけ違う雰囲気を醸している。大聖堂がいつもよりも大きく見える。

DSC04178シテ島の隣のサン=ルイ島のカフェは、この時間(もう夜中近い)でもまだやってる。
橋の端でアコーディオンを演奏するおじさんは、季節外れにもなぜか「枯葉」を演奏していた。

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ルイ・フィリップ橋(Pont Louis Philippe)から望むセーヌ川とシテ島。遠くに見える光の筋はエッフェル塔から出てるライトだ。

アテネに行った時にも思った事だけど、自分がこうして今パリにいるなんて、はっきり言って5年前には想像もしていなかった。本当に。
仮に留学するとしても、留学先はおそらく英語圏(もっと言えばアメリカ)だろうと思ってた。ここにこうしている事が、なんだかとても不思議な気持ちになる。
周りの人たちの近況を聞いたり、それから自分自身のことを省みても、「人間万事塞翁が馬」という言葉を最近よく思い出す。運命はいつも人を思いも寄らない所に運ぶものなんだろう。むしろそうでなきゃつまらない。
今から5年後、僕はどこにいるんだろう!?
願わくば、またこの場所に来られていたらいいな。

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暗闇にぼんやり浮かぶパンテオンが神秘的。