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 2年前に愛知県内で見つかったアメンボが「カタビロアメンボ」の新種であると長崎大学の研究グループが発表しました。新種の発見は57年ぶりだということです。

 これが新種と判明したアメンボです。

 体長は2ミリに満たず、2019年、愛知県内の森の水たまりで水生昆虫の研究をしている松島良介さんと森井隆文さんが発見しました。

 長崎大学の研究チームが「カタビロアメンボ」の新種であることを突き止め、今月10日に発表しました。

 「カタビロアメンボ」の新種発見は1964年以来、57年ぶりだということです。

 メスに体毛が目立つことから「ケブカケシカタビロアメンボ」と命名されました。研究チームの松島准教授は「まだ日本には素晴らしい多様性が残っている」「今後、分布域を解明し生態についても明らかにしたい」と話しています。