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生方幸夫、拉致問題を否定

なぜこういうことになってしまったのか。

立憲民主党生方幸夫「拉致問題は無い・被害者は生きてない」

「拉致被害者は生きていない」と立民・生方氏 家族会など抗議(1/2ページ) – 産経ニュース

立憲民主党の生方幸夫(うぶかた・ゆきお)衆院議員(比例代表南関東ブロック)が、9月に千葉県松戸市で行った会合で、北朝鮮による日本人拉致問題について「日本から連れ去られた被害者というのはもう生きている人はいない」などと発言したとして、拉致被害者家族会と支援組織「救う会」は11日、発言の取り消しと謝罪を求める抗議声明を出した。

立憲民主党の生方(うぶかた)幸夫議員が「拉致問題は無い・被害者は生きてない」などと後援会で発言したとして救う会が抗議声明を出したと報じられました。

拉致被害者を救う会から令和3年9月23日の発言に抗議声明が

救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2021.10.11)生方幸夫・立憲民主党衆議院議員の拉致被害者死亡発言に抗議する

■生方幸夫・立憲民主党衆議院議員の拉致被害者死亡発言に抗議する

立憲民主党の生方幸夫衆議院議員が、横田めぐみさんは生きていない、政府のD
NA鑑定はねつ造、自民党議員も拉致生存者はいると思っていない、などという
ひどい発言をした。

令和3年9月23日に松戸市民会館で行われた同議員の国政報告会で生方議員は
*「(横田めぐみさんは)生きていない」
*「生きているなら帰すではないですか。帰さない理由は全くない」
*「遺骨を送ってきて日本で鑑定をして当人ではないと言ったのですけれども、
 あの時の状況で遺骨からDNAを鑑定してそれが横田さんであるのかないのかとい
 うような技術力はなかったのです」
*「日本から連れ去られた拉致被害者というのはもう生きている人はいない」
*「日本国内から連れ去られて行ってあちらで教育を受けて日本語を教えるなど
 をしたというのは拉致被害者は、今は生存者はいないのだと思う」
*「拉致生存者がいると思っている人はたぶん自民党でも一人もいないと思う」
*「横田さんが生きているというとは誰も思っていないのです、自民党の議員も」
*「小泉さんが行って話をして決まったことを守らなかったというのがいけない
 のであって。守らなかったという意味は、いったん拉致家族の方たちを帰すけ
 れども、もう一回戻ってきてくださいよ、ということで小泉さんはOKしている。
 ところが、帰ってきたら全然戻らないまま、もうそんなの1回戻してきたらなん
 で返さなければいけないのだ、そんなの交渉の時に言わなければならない」

 これらの驚くべき発言はすべて動画がネットで公開されている。
 日本政府は〈被害者の「死亡」を裏付けるものが一切存在しないため、被害者
が生存しているという前提に立つ〉(政府拉致対策本部「すべての拉致被害者の
帰国を目指して ―北朝鮮側主張の問題点―」)という基本的立場に立っている。
この立場は生方議員が副大臣などで参画した民主党政権時代にも維持されていた。
 生方議員は人の命に関わる重大な人権問題について、日本政府の基本的立場を否
定して、北朝鮮の主張に賛同している。その上、自民党議員を含む関係者が皆生存
者がいないと思っていると断定して、関係者の名誉を著しく傷つけている。
生方議員のこの発言は、すべての拉致被害者の救出のために心血を注いできた拉致
被害者家族とその支援者また被害者自身の生命に対する重大な侮辱であり冒涜だ。
強く抗議する。発言の取消と謝罪を求めたい。

 立憲民主党は党として拉致対策本部を置き、枝野代表も参加して拉致被害者家族
の話を聞いてくださった。この生方議員発言を党としてどう考えるのか、ぜひお聞
かせ願いたい。

ー以下省略ー

拉致被害者を救う会から生方議員に直接の抗議がありました。

また、立憲民主党としての対応も迫っています。

このページでは実際に生方議員がどう発言したのかの書き起こしまで載っています。

生方幸夫議員が発言を謝罪撤回・県連会長を辞任と発表

生方幸夫議員が当該発言を謝罪撤回し、その後、直接救う会の会長である西岡力氏と面会して謝罪文を手交し、さらに立憲民主党の千葉県連会長を辞任と発表しています。

生方幸夫議員「森元総理、撤回すればOKとは責任という文字が無いよう」とツイート

https://archive.is/Bim8S/again?url=https://twitter.com/ubukatayukio66/status/1357592915871080448

https://archive.is/9CAir

生方幸夫議員はオリパラ組織委員会会長だった森喜朗元総理がJOC評議員会においてラグビー協会の(理事会における)女性理事の発言が長いと言及した事に関して「森元総理、撤回すればOKとは責任という文字が無いよう」とツイートしていました。

これを受けて、発言を撤回や県連会長の辞任だけでなく「議員辞職しろ」という引用リツイートが寄せられています。

それにしても、金正日総書記時代に北朝鮮自身が一部被害者の一時帰国を認めた結果、今の帰国者が居るにもかかわらず、拉致問題自体が存在しないのではないか、などと発言したというのは単なる「勉強不足」にとどまらない、何かを疑ってしまいます。

9月23日の発言から2週間以上経過後、救う会から直接抗議を受けて初めて問題を認識したことなど含め、謝罪撤回だけで済む問題では無いだろうというのは当然だと思います。

少なくとも次の衆院選で党から公認・推薦されるのか、出馬したとして国民の判断が問われると思います。

なお、立憲民主党としての本件への対処はまだ聞こえて来ていないので(なんかこういう声明は出してるが…)、それもどうなるかが要注目点でしょう。

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