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「頭の回転が速い」人は、仕事において効率よく作業を進め、テキパキと行動できてカッコイイですよね。「頭の回転の速さ」は運動能力などと同じで、日々トレーニングを積み重ねることで身につけることが可能です。日常生活の中で、どのようなトレーニングを行うのがいいのでしょうか。ここでは、効果的なトレーニングや、そのポイントについて紹介していきます。

【目次】
・「頭の回転を速くする」メリットとは?
・「頭の回転を速くする」トレーニング方法とは?
・「頭の回転を速くする」ために意識したいこととは?
・「頭の回転を速くする」ために有効な食べ物とは?
・最後に

「頭の回転を速くする」メリットとは?

ビジネスの場面において、「この人は決断が早いな」「発想力が優れているな」と感心することはありませんか? このような特徴を持つ人は、大抵頭の回転が速い人であるとも考えられます。

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頭の回転の速さは、仕事だけでなくプライベートで起きる様々な問題を解決するためにも必要な能力です。頭の回転が速くなることで、判断力や決断力が身につく、仕事の効率が上がる、相手の話の要点を早く掴める、などのメリットがありあります。さらに、頭の回転の速さを身につけることで、自分の夢や目標をより早く実現できるようになるかもしれません。

頭の回転の速さは、ある程度先天的に持って生まれた能力であるとも考えられます。しかし、運動能力などと同じで、日々トレーニングを積み重ねることで身につけることは可能です。自分に合った方法を取り入れて、スキルアップを目指しましょう。

「頭の回転を速くする」トレーニング方法とは?

頭の回転が速い人は、効率よく作業を進めテキパキと行動できるもの。学習能力が高いうえ、考える力や記憶力に優れている人が多いことも特徴です。「頭の回転を速くする」には、脳を鍛える必要があります。日常生活の中でトレーニングする習慣をつければ着実にスキルアップできるはずです。すぐに実践できる方法を3つ紹介します。

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1:朝に読書をしてみる

朝は、夜の睡眠で脳内がリセットされた状態です。そのため、新しい知識や情報が入りやすい時間帯であるともいえます。実用書や資格に関する本などを朝に読むことで、より効率的に知識を吸収することができますよ。また、新しい発想やアイデアも朝の方が出やすい傾向があります。

朝から読書で頭をフル回転させることで、今まで思いつかなかったような発想が出てくるかも知れません。朝の15分だけでも読書をする習慣を作ってみてはいかがでしょうか?

2:人と会話をする習慣をつける

一番基本的なことではありますが、人と会話をすることも、脳の活性化には欠かせません。会話は、主に相手の伝えたいことを理解する能力と、自分の考えを伝えることの二つの能力
で成り立っています。

仕事でもプライベートでも、相手が伝えたいことの本質を速く掴むことができれば、より深い話をすることができます。さらに、自分の考えをわかりやすく伝えることができれば、新たなビジネスチャンスを掴むことも可能になるわけです。

3:脳トレアプリで鍛える

頭の回転を速くしたいけれど、日々仕事が忙しくてちゃんとした時間は取れないという方におすすめなのが、脳トレアプリ。通勤中やお昼休みなどちょっとしたスキマ時間に訓練することができます。さらに、ゲーム感覚でトレーニングできることもポイント。これなら無理なく楽しみながら継続することができそうですよね。無料のアプリもたくさんあるため、面白そうだと思えるものからチャレンジしてみましょう。

「頭の回転を速くする」ために意識したいこととは?

「頭の回転を速くする」スキルを身につけるためには、日々の努力の積み重ねが欠かせません。ここでは、日常生活で意識したいポイントを紹介します。

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1:アウトプットを心がける

インプットすることと同じくらい、得た情報をアウトプットすることも大切です。普段の生活の中で、見聞きしたことや勉強して得た知識、自分の体験などをアウトプットしてみましょう。今はSNSが発達しているため、ブログなどで発信してみることも気軽にできますよね。自分の考えを形にしたり、人に話したりすることで、自分の頭の中が整理され、情報処理能力が鍛えられていくはずです。

2:良質な睡眠をとる

一般的に、人間は睡眠不足の状態だと、仕事などのパフォーマンスが落ちるといわれています。自分では変わらないつもりでも、頭の回転は遅くなっているのです。脳は寝ている間に日中インプットした情報を整理します。睡眠が足りていないと情報を処理する時間が足りず、朝起きても頭がすっきりとしません。1日のはじめから頭の回転を良くしたいなら、良質な睡眠をとりましょう。

3:新しいことを取り入れる

脳はいつも同じ環境にいると、慣れてリラックスモードに入ってしまいます。脳を活性化させるために、毎日の生活の中に新しいことを取り入れてみましょう。例えば、違う分野の仕事の人と会話をしてみたり、違うルートで帰宅してみたり、いつもなら手を出さない本を読んでみたり…。

同じことの繰り返しに飽きてきたなと感じたら、新しいことや方法にチャレンジしてみましょう。脳に適度な刺激を与えることで、新しいアイデアが湧くきっかけになるかもしれません。

4:運動する習慣をつくる

誰でも、今日はどうしても頭が働かない、仕事が進まないということはありますよね。そんな時は、無理に職場でじっとせず、外に出て軽く散歩をすると気分もリフレッシュしますよ。軽いジョギングやウォーキングで体を動かすことで体内の血流が良くなり、脳内を活性化させることもできます。ただし、激しい運動はかえって疲労感がたまる原因にもなりますので、ほどほどを心がけましょう。

「頭の回転を速くする」ために有効な食べ物とは?

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頭の回転を良くするためにも、体調管理は欠かせません。白米やパン・麺などに含まれている炭水化物は、体内で分解されるとブドウ糖になり、脳のエネルギー源となります。また、イワシやサバなどの青魚に含まれるDHA・EPAは、脳の活性化につながるといわれています。

そして、納豆などの大豆製品やチーズに含まれるレシチンは、記憶力や集中力アップに効果があります。頭を使うと体力も消耗します。どんなに忙しくても食事はきちんととり、しっかりと働くためのエネルギーをチャージしましょう。

最後に

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今回は、「頭の回転を速くする」メリットやトレーニング方法、ポイントなどを紹介しました。頭の回転の速さは先天的なものであると考えられがちですが、日々の習慣で鍛えられる能力であることがわかりました。脳が活性化するトレーニングとともに、基本的な食事や睡眠環境を整えることも大切ですね。「頭の回転を速くする」方法を実践して、デキるビジネスパーソンを目指しましょう。

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