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 財務省は11日、新型コロナウイルス患者の対応に当たった全国1290の病院の経営状況を分析した結果、令和2年度の平均収支が元年度比で約6億4千万円改善していたと発表した。受診控えなどによる減収分を上回る額の補助金が投入され、利益が増えた。ある国立病院では受け入れ患者1人当たりの補助金が5916万円だったことも明らかにした。