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 外資系で報酬や人事のコンサルティング業務を担うウイリス・タワーズワトソン(WTW)が発表した2020年度の日米欧5カ国の社外取締役の報酬額比較によると、日本の主要企業の中央値は前年度比4.9%増の1500万円で、5カ国の中で唯一増加した。日本の経済界でも社外取に求められる役割が重くなってきており、招く側の企業も相応の報酬水準を用意する必要が高まっている。WTWは「既に国際的にも競争力ある水準となっている」との見方を示す。