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川崎市のナノ医療イノベーションセンター(iCONM)の研究グループが10月12日、脳腫瘍の治療に繋がり得る世界初の手法を開発したと発表した。ノーベル生理学・医学賞の受賞で知られる「免疫チェックポイント阻害薬」を脳腫瘍のある場所に届けて治療効果を発揮させる新手法だ。困難だった脳腫瘍治療に道を拓くiCONMの開発について解説する。