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富士通の共同勘定系システムである「PROBANK」から加盟行の離脱が相次ぎ、ついに採用行がゼロになる。9月27日に清水銀行がNTTデータ系の「STELLA CUBE」に乗り換えを発表したことで確定した。清水銀行は2024年5月からSTELLA CUBEの利用を始めるとしている(日経クロステックダイヤモンド・オンライン)。

これにより、20年間の歴史を持つ富士通の地銀向け勘定系ビジネスは苦しい状況に追い込まれた模様。こうなった背景には、オープン化、クラウド化などへの対応等で、各ベンダーがしのぎを削る戦国時代に突入している状況であるのに対し、富士通のPROBANKは魅力ある提案ができなかったのではないかとダイヤモンド・オンラインの記事では指摘している。

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