ソフトバンクグループの孫正義最高経営責任者(CEO)が中国への投資を切り詰めている。同国の民間部門は、規制当局からの厳しい締め付けに直面する状況が続く。 孫氏は10日の業績発表で、新たな規制の影響が明らかになるまでは慎重なやり方で臨む考えを示した。 同社の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が有する大規模な投資ポートフォリオのうち、7月末時点で中国企業の占める割合は23%だった。しかし4月以降…