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 NTTとNTTドコモは2021年11月12日、電波を反射する性質を持つメタサーフェス反射板を用いて、ユーザーの動きに追従して5G(第5世代移動通信システム)基地局からの電波の反射方向を動的に変える実験に成功したと発表した。メタサーフェス反射板は、基地局から直接電波が届きにくい場所をエリア化できる手段として、各社が開発を急いでいる。NTTとNTTドコモは、6G時代を見据えたエリア化ツールとして今回の技術の実用化を目指す。