自民党総裁選の告示まであと5日と迫る中、出馬表明している3人の議員は、それぞれのスタイルで支持の拡大を訴えました。
河野太郎行革相
「私はもう一回、日本の国を前へ進めていきたい」
河野行政改革担当大臣はオンラインで大学生らと座談会を開き、エネルギー政策などの質問に答えました。その後、自民党の女性党員とオンライン集会を開き、「日本で大事なことは、女性が男性と同じように平等なチャンスを与えられ、一緒になって活躍する場を作っていくことだ」と訴えました。
一方、岸田前政調会長は午後、自身のユーチューブチャンネルで視聴者から寄せられた質問に答えました。
自民党 岸田文雄前政調会長
「省庁横断的に人権問題について、しっかりと体制を固めて国際社会に発信していく」
人権問題について、担当の総理補佐官を創設する必要があると主張し、総裁選でも訴えていくとしています。
また、高市前総務大臣はテレビ番組に出演しワクチンの国産化など自身の政策を訴えました。
立憲民主党 枝野幸男代表
「コロナが一定見通しが立たないと、そういった組織の話には踏み込むべきでは無い。まずはコロナにできることを迅速に対応するべきだ」
一方、立憲民主党の枝野代表は総裁選の議論の中で省庁再編が取り上げられていることについて「強い違和感を持っている」と述べ、コロナ対策を優先すべきという認識を示しました。