初心者でも気軽に始めやすい「スタートデッキ100」が人気を集め、ますますプレイ人口が増加している『ポケモンカードゲーム(ポケカ)』。その「レギュレーション」が2022年1月14日から、大きく変更になることはご存知でしょうか?
友人や家族といった近しい間柄で遊ぶ分には気にしなくても良いのですが、知らない人と対戦したり大会に参加したりする際は、この変更を正しく抑えておく必要があります。初心者&復帰者はもちろん、『ポケカ』を遊ぶお子様を持つ保護者の方は、ぜひチェックしてください。
◆1月14日から、デッキに入れて良いカードが変わる!
『ポケカ』には25年もの長い歴史があり、これまでに膨大な種類のカードが登場していますが、その全てが対戦で使えるわけではありません。「レギュレーション」と呼ばれるルールによって、使用できるカードの範囲がある程度絞り込まれています。このレギュレーションがあるからこそ、新規プレイヤーは入手困難な過去のカードを揃えずとも、対戦が楽しめるというわけですね。
レギュレーションは大きく分けて、「スタンダード」「エクストラ」「殿堂」の3種類。そのうち、最初に挙げたスタンダードが最も競技人口が多く、大会も盛んに開かれているルールとなります。一般的に『ポケカ』といえば、このスタンダードレギュレーションで遊ぶと考えて差し支えないでしょう。
そのスタンダードにおいて2022年1月14日から、レギュレーションマーク「C」と書かれたカードがデッキに入れられなくなるのです(D・E・Fマークのみ使用OK。詳細は公式サイトにて)。なお レギュレーションマークとは、カードの左下に記載されているアルファベット1文字のこと。ここ最近、『ポケカ』を始めた方であればC・D・E・Fのどれかが記載されているはずです。
「C」マークのカードが使えないというのは、どういうことか。端的に言うと、登場から絶大な存在感を示した「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」や、多くのデッキに採用された「デデンネGX」といった、GXポケモン全てがスタンダードレギュレーションで使用不可となります。さらに「リセットスタンプ」や「ポケモン通信」といった、便利なトレーナーズも使えません。「えっ、このカードもダメ!?」と驚いた方もいるのではないでしょうか。