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 冬のインナーウエアで思い出すのは、私は着たことも穿いたこともないがオヤジが愛用していたシャツとモモヒキ(股引)のラクダの下着。昭和のオヤジの冬の定番アイテムで、素材は中近東から中央アジアに生息するフタコブラクダの毛で、毛の長さは5~7センチありカシミヤよりほんの少し太く、漂白や染色しにくくそのままの色で使われていた。オヤジは軽くて手触りがよく保温性に優れ暖かいと言っていた。