明石家さんまが11日深夜放送の毎日放送ラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。ビートたけしがTBSで“襲撃”された事件について語った。
リスナーからのメールでこの話題を振られたさんまは「これ、たけしさんは意外とみんなが思ってるより平気だったと思う」と指摘。続けて「俺ら40何年こういう人(過激なファン)らと会わなきゃいけないんですよ。家に来たり、押し寄せたり…。俺も5人、警察に引き合わせてますから、過去。いろんなことがあって」と振り返った。
なかでも、最も困ったのが日曜日の午後6時30分に必ず自宅マンションに現れる人物だったといい、玄関ドアを猛ノックしたうえ「『なんや?』って言うたら『ねえ一緒にサザエさん見よう』って。そんな人がおる。『なんで一緒に見なあかんねん!』言うて」と苦笑。
たけしを襲った人物は弟子志望だったとされるが、さんまも「世間はジミー(大西)ちゃんを育てたっていうイメージがものすごく強いみたい」といい「『私も私も』というので迷惑かけられたこといっぱいありますし。俺は確かに応対するからあれやけども応対しなかったら、と思うと…。でもしかたない。これはね、俺とたけしさんは選ばれし男たちやと思う。自分で言うのもなんやけど」と覚悟を示した。
さらに「気をつけようがないからなあ。もう仕方ないわ。この商売を選んで、売れさせていただいた、というのもあるから。この仕事選んでんねんから、覚悟して生きていかないとあかんので」と自らに言い聞かせるように語った。