シリアの状況は依然として極めて厳しいようです。
これは先月安保理に提出された国連の報告書をal sharq al awsat netが報じているものですが、それによると
シリア国民の９０％が貧困にあえいでいて
６０％が十分な食料も得ていない
７７８万人が国際的水準の医療を受けていない
２２００万国民のうち９００万人が政府の支配地域の外に居住し
そのうち５６０万人が人道支援を必要としている
とのことです
このため安保理は、国境を越える人道支援をさらに６月延長することを認める決定をしたが、当初ロシアは新物資は全てダマス近辺を通過させ、アサド政府の影響力の下に置こうとしたが、米国が反対し結局は６か月の延長で合意したが、この合意でシリアに関する米ロ対話が継続することとなった由
この記事を載せたal sharq al awsat net はサウディ系のメディアで、どこまで正確な記事かは不明だが取り合えず
（事務総長はこれらの数字は国連および各種人道支援団体の数字および現地報告に基づくものとして、大筋正しいと主張した模様）