
自民党の石破茂元幹事長が12日、ABEMA TV「ABEMA的ニュースショー」にゲスト出演。物議をかもした爆笑問題・太田光の衆院選特番について語った。
太田は10月31日に放送されたTBS系「選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ」で司会を務め、選挙区で落選した甘利明氏に対し「ご愁傷様でした」と発言。二階俊博氏には「いつまで政治家続けるつもりですか?」と質問するなど、大きな波紋を呼んだ。
この騒動を踏まえ、共演者から「あの放送にそんなにはイラっとされてなかったですか?」と質問された石破氏は「いや、あれは太田さんの芸風だからね」とキッパリ。
MCの千原ジュニアが「寛容やな〜」と驚く中、石破氏は「私、太田さんとは某汐留にあるテレビ局でさ、『総理、秘書田中』(日テレ系『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』)みたいな、あの番組でずっと天敵としてすごしてきたわけですよ。最後は太田さんと私の怒鳴り合いになってね。あれが太田さんのスタイルであるから、私それをよく知ってて、某赤坂にあるテレビ局の特番に出たわけで、だから私は別にイラっとしなかったです。『ああ、またやってんな〜』みたいな」とその背景を説明した。
さらに「(番組で不満げだった)高市(早苗)さんとか二階さんは免疫がなかったということなんですかね?」と質問が飛ぶと「あんまり『総理太田、秘書田中』みたいな番組に、高市さんや二階先生が出られてるのは記憶にないですな」と返答した。