8月に物欲爆発して購入したCDとDVDの簡単な紹介と感想の「第2弾」です!
バンバン買ったんでバンバン紹介しますw
左上:FIVE FINGER DEATH PUNCH「The Wrong Side Of Heaven & The Righteous Side Of Hell, Volume 1」(日本盤、2枚組 (Disc 2: ライヴ盤)、2013年8月)
アメリカン・ニュー・ヘヴィメタルなFIVE FINGER DEATH PUNCH (FFDP)の2年振り4thアルバム。ロングセラーとなっている前作の勢いをさらに押し進めるキャッチーでパワフルかつグルーヴィーな曲が並んでます。
タイトルの「Volume 1」が示すように、今年11月には「Wrong Side Of Heaven & The Righteous Side Of Hell, Vol. 2」が続けてリリースされます。
何でも12、3曲作った時点で創作意欲が止まらなくなってしまった彼ら。「別に止める理由ないよなーイケイケーw」ということで曲作り続行したら良い曲がいっぱいになったんで、アルバム2枚に分けて出すことにしたんだそう(笑)
今作にはRob Halfordがゲストヴォーカルで話題を呼んだ先行シングル“Lift Me Up”をはじめ、Max Cavalera、Jamey Jesta、Maria Brink、さらにはヒップホップ界の有名ミュージシャンTech N9neまで参加しているという豪華っぷり!
Ivan Moodyのヴォーカルはゲスト陣とやり合う時もソロの時も説得力&存在感たっぷり!
キレ味の良いギターリフ、跳ねるリズム、漢コーラスと熱いメタルの血が騒ぎます。「やべーやべーっ!」とワクテカしながら一気に聴いてしまうアルバムです!
日本盤は輸入盤の「Deluxe Edition」と同じ2枚組で、Disc 2は”ライヴアルバム仕様“となってます。ライヴ音源は非常に嬉しい!でも、でも、できるなら「生」で観たいですよ「生」で!
右上:AUGUST BURNS RED「Rescue & Restore」(日本盤、ボーナスディスク付2枚組、2013年7月)
クリスチャン・メタルコアバンドのAUGUST BURNS REDによる2年振り5枚目のスタジオアルバムです!
テクニカルなリフに変拍子を多用し、メタルコアお約束のブレイクダウンで緩急のメリハリが気持ち良いですね♪ さらに要所要所で入る切ないメロディラインが良いアクセントとなって、フックのある曲にしています。Jake Luhrsのスクリーム一本やりなヴォーカルはライヴだとちょっと辛い時があるのですが、このアルバムでは逆に曲を”甘くさせ過ぎない”効果をもたらしています。このアルバムを組み込んだライヴを観てみたいですね!
輸入盤はCD 1枚ですが、日本盤はボーナスディスク付き2枚組でのリリースとなってます。ボーナスディスクは、日本未発売の2012年クリスマス向けカバー曲のホリディアルバム「Presents: Sleddin’ Hill a Holiday Album」を収録してます。
いや・・・その・・・「Presents: Sleddin’ Hill a Holiday Album」は輸入盤をゲットしてたんで日本盤買ったらダブってしまいますた…(^^;)
左中:PHILIP H. ANSELMO & THE ILLEGALS「Walk Through Exits Only」」(輸入盤、2013年7月)
PANTERA、DOWNのPhil Anselmoが自身のレーベルからリリースしたソロ・アルバムです。
これに先駆けて2013年1月にテキサス出身のスラッシュメタルバンドWARBEASTとのスプリットEP「War Of The Gargantuas」をリリースしてます。
フルアルバムの本作には、スプリットEPに収録された2曲“Conflict (Nerve Meets Bone)”と“Family, “Friends”, And Associates”は収録されてません。Philめ、商売上手いな~(笑)
ヘヴィなスラッジコアをベースにしつつ、アヴァンギャルドで実験的な曲を構築してます。Philの血管切れそうなシャウトとスクリームが楽器と一体となってぐいぐいと圧迫して来ます。無意識のうちに息を詰めて聴いてたようで、アルバム聴き終えたあと大きな深呼吸をしちゃいましたwPANTERA、DOWN系とはかなり毛色が違うのでご注意を。
右中:MERCENARY「Through Our Darkest Days」(輸入盤、2013年7月)
デンマークのベテラン・メロデスバンドのMERCENARYが放つ2年振り7枚目のスタジオアルバムです。
日本盤は5thアルバムからリリースされなくなりました(涙) 新作も日本盤のリリースはないっぽい…ですね(T-T) うーん、メランコリックな慟哭のメロデスを聴かせてくれる良いバンドだと思うんですが…。
新作はモダンな香りが感じられますが、慟哭のメロディにウルウル来る曲もしっかりあって、ツボを押さえた曲作りはさすがMERCENARY!前作からベースに加えてヴォーカルを担当しているRene Pedersenはグロウルもクリーンも癖がないので、デス声が苦手な人も結構聴きやすいと思います。AMORPHISやINSOMNIUMファンならきっとお気に召すはず♪
下:EVILE「Skull」(輸入盤、2013年5月)
イギリス産若手スラッシャー4人組EVILEの4枚目のスタジオアルバムです!
日本盤は2ndアルバムまでリリースされてましたが、3rdからはなし。新作も日本盤は夢ですかね…。
80年代のオールドスクールなスラッシュメタルに強く影響された曲作りをしてきた彼らですが、新作は特に初期METALLICAへのオマージュかってなぐらいサウンドが似てます!現在のMETALLICAに求めても無理なサウンドをEVILEが代わりに演ってくれてるような気分(笑)
オールドスラッシュ好きならニヤニヤしちゃうこと間違いなしですが、もう少し枠から飛び出して冒険してもいいんじゃないかと思います。
上:ASKING ALEXANDRIA「From Death To Destiny」(日本盤、ボーナストラック付、2013年8月)
若手イギリス産メタルコア/エレクトロニコア系バンドのASKING ALEXANDRIAが2年振りにリリースした3rdアルバムです!
彼らのデビュー作「Stand Up And Scream」と2ndの「Reckless & Relentless」はメタルコアに大胆なエレクトロニカ・サウンドを導入して人気を呼び、 “エレクトロニコア” (日本では“ピコリーモ”と呼ばれてる) ブームの代表バンドとなりました。
しかし新作では、打ち込みやシンセは使うもののピコピコ・トランスな”エレクトロニカ”成分を排して、エレクトロニコアからメタルコアへとシフトしてます。それでもASKING ALEXANDRIA得意のダンサンブルなノリやすいリズムは健在です!
ASKING ALEXANDRIAの音楽的ルーツの一つに”80年代メタル”があり、ツインリードや唄メロにその影響が大きく見られるのが特徴です。80年代リアル世代としては、新しさの中にどこか懐かしさも感じられるんですよね(^^)
Danny Worsnopの声がデビュー当時と大分変わってますんで、ちょっとビックリするかも(汗)
なお、ASKING ALEXANDRIAは80年代メタルへのリスペクトとして「Life Gone Wild [EP]」(2011年)でSKID ROWのカバーを、デジタルEPの「Under The Influence: A Tribute To The Legends Of Hard Rock」(2012年)でWHITESNAKE、DEF LEPPARD、MOTLEY CRUE、JOURNEYのカバーを披露しています♪ 良かったら検索して聴いてみてくださいな!
左下:SKILLET「Rise」(日本盤、ボーナストラック付、2013年6月)
男2人女2人の4人組からなるクリスチャンのメインストリーム・ロック系バンドSKILLETの日本デビュー2作目です!。トータルでは8枚目となる4年振りの新作となります。
1996年デビューとキャリアのあるバンドですが、前作の7thアルバム「Awake」(2009年発表)が収録曲の”Monster“よろしく大ヒットとなり、一躍有名バンドに躍り出ました。
JohnのざらついたヴォーカルとキュートなJenのツインヴォーカルは掛け合いもデュエットも両方いけてます!メインストリーム系らしくスケールが大きく聴きやすい曲作りで、胸の奥がキューッとする切ないメロディが耳に残ります。Jenがほとんどリードヴォーカルを取っている“Salvation”はバンドの新しい魅力を引きだしてます!
右下:NEWSTED「Heavy Metal Music」(輸入盤、2013年8月)
Jason Newsted自ら率いるスラッシュメタルバンドNEWSTEDの待望のデビュー・フルアルバムです!
今年1月にリリースしたNEWSTEDのデビューEP「Metal」の後にSTAINDのMike Mushokがギタリストとして正式に加入したため、本作はMikeのお披露目も兼ねてます。
アルバムの内容はアルバムタイトルが雄弁に物語ってますが、スラッシュメタルではなく90年代初期のMETALLICAに通じるような「モダン・ヘヴィ・メタル」です!
MikeとJasonのうねるリフはJesus Mendez Jr.の小気味良いドラミングと相まって、ミドルテンポながらノリやすいサウンドとなってます。ただ、Jasonのダミ声は曲によっては一本調子で狭い音域が表現力を狭めてるように感じられます。
日本盤の「Heavy Metal Music」は、輸入盤Deluxe Editionに収録の“Spiderbiter”とiTunes Editionに収録の“The Differents”の2曲ボートラ付きで9月25日にリリースです!・・・あああ、また日本盤買い直しかあぁ~
物欲爆発はまだまだ!第3弾に続きます~!