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核協議再開問題については、どうもイランが協議前にも、合意の敷居を上げようとしているのではないか?とのアラビア語メディアの記事を紹介しましたが、al sharq alawsat netは、革命防衛隊航空・宇宙司令官が12日、協議の対象には弾道ミサイル及びドローン等は入らないと語ったと報じています。
同司令官は、イランのミサイルやドローンは革命を守る重要な武器となり、このためイランの敵はイランのこれら武器を奪おうとしているが、彼らは自分たちの保有しているミサイル等について議論しようとはしないとした由
≪الحرس الثوري≫ يعارض مفاوضات حول ≪الباليستي≫ و≪المسيّرات≫ | الشرق الأوسط (aawsat.com)
イランが熱心に開発している弾道ミサイル等の制限が、核合意に含まれていないことには、合意当初からイスラエルやサウディ等が大きな不満を有していたもので、今回再開される(はずの)核協議でも当然議論の焦点の一つになるのではないかと思われますが、上記アラビア語メディアは、この発言はミサイル等を合意対象に含めることの門戸を閉ざしたものであるとコメントしています。