AppleがiPhoneなど向けiOS 15.0.2とiPadOS 15.0.2をリリース! |
Appleは11日(現地時間)、iPhoneおよびiPod touch向けプラットフォーム「iOS」とiPad向けプラットフォーム「iPadOS」の最新バージョン「iOS 15.0.2(19A404)」および「iPadOS 15.0.2(19A404)」を提供開始したとお知らせしています。
変更点は写真を保存したメッセージを削除すると「メッセージ」アプリからライブラリに保存された写真が削除される可能性がある問題やAirTagが「探す」アプリの「持ち物を探す」タブに表示されないことがある問題、FinderまたはiTunesを使用して復元やアップデートを実行するとiPhone 13シリーズやiPad mini(第6世代)で失敗することがある問題などの各種不具合が修正されています。
また重要なセキュリティー更新も行われておりCVEで公開されている脆弱性としてはIOMobileFrameBufferにおいてアプリにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある「CVE-2021-30883」が挙げられており、メモリー処理を強化してメモリー破損の脆弱性に対処したとのこと。なお、同社ではこの脆弱性が悪用された可能性があることを把握しているとのこと。
対象機種はiOS 15およびiPadOS 15の対象機種である最新のiPhone 13シリーズや「iPad(第9世代)」および「iPad mini(第6世代)」を含むiPhone 6s以降およびiPod touch(第7世代)、iPad(第5世代)・iPad Air 2・iPad mini 4・iPad Pro以降の各製品にて無料で更新可能です。
その他、手元のiPhone 13 Pro Maxなどでは各仮想移動体通信事業者(MVNO)でも「mineo」のAプラン(VoLTE対応)などのau回線を用いたサービスも含めて引き続き利用できていますが、どうしても心配な人は公式の動作確認を待ってみてください。その他、スマートウォッチ「Apple Watch」向けプラットフォーム「watchOS」の最新バージョン「watchOS 8.0.1(19R354)」も提供開始されています。