Chrome OS 96からアップデートして次のバージョンChrome OS 97になりました。
Chrome OS 97にアップデートしていない場合は設定からChromeについてを確認していただき、Chrome OS 96のままであればアップデートしていください。
事前にいくつかグーグルのページで新機能についてのリリースはありました。
しかし、内容を見るとそれ以外の機能も追加されているようです。
Chrome OS97で改良されたギャラリーアプリ
Chrome OS 97のアップデートにより、ギャラリーアプリがさらに便利になりました。
ギャラリーアプリの複数のウィンドウを開くことができるようになりました。
これは、Chromebookで一度に複数の画像を表示する場合に便利です。
また、Galleryアプリの一部であるオーディオプレーヤーも改良されました。
オーディオファイルを開くと(再生するファイルはファイルアプリでファイル開きます。)、メディアプレーヤーは全画面モードで起動します。
上記のように、サイズを変更できますが、[再生中]セクションにすべてのアイテムが表示されるとは限りません。
メディア内を移動するための追加のスクラブオプションと10秒のスキップコントロールが追加されました。
以前はミニプレーヤーで再生し、機能的にも最低限に機能しか利用することができませんでした。
機能的には他のアプリを利用した方が良いと思いますが、進歩していると思います。
カレンダーを見る
ChromeOSの実験的機能を有効にしている場合は、新しいカレンダービューを利用することができます。
Chromeブラウザーのアドレスバーで
chrome://flags#calendar-view
カレンダービューオプションを有効にします。
[再起動]ボタンを押してから、システムトレイの日付をクリックします。
日付を確認する必要があるときなどに便利なカレンダーが表示されます。
現時点では、日付のみを表示でき、追加機能のために日付をクリックすることはできません。
しかし、今後はそういった機能が追加されると思います。
ChromeOSランチャーが最近のファイルを微調整
新しいランチャーと言えば、Googleがアプリのアイコンの上に最近のファイルを追加したことがわかります。
Chromebookのカスタム仮想デスク
これについては数週間前に説明しましたが、この機能はまだ実験段階です。
Chrome OS 97で利用できます。
これにより、Chromebook上の仮想デスクの名前をカスタマイズできます。
「デスク1」と「デスク2」のどちらかを選択する必要はもうありません。
必要に応じて、「自宅」や「職場」など、好きな名前を付けることができます。
文法やスペルチェック
Googleはデバイス上の文法チェックをChromebookに導入するために取り組んでいました。
Chrome OS 97内の実験的な機能に隠れています。
ただし、今のところ日本語は対応していません。
スペルチェックなどは今後も強化されていくと思いますが、日本語に対応するのは難しいかもしれません。
まとめ
実際にアップデートしてから4日ほどたっていますが、今のところバッテリーの消費が早くなったとか、動作がおかしくなったと感じたことはありません。
追加された機能も少ないので、それほど問題は発生しないかもしれません。