お笑いタレントの厚切りジェイソン(35)が12日、都内で著書「ジェイソン流お金の増やし方」(ぴあ)の発売記念イベントを開催した。
芸人兼IT企業の役員を務めるジェイソンが、初めて手がける「お金」に関する書籍。ジェイソン流の節約や投資術について紹介している。発売当日を迎え「うれしいですね、待っていました」と出版を喜び、「先輩芸人からお金をどう増やしたらいいか?とたくさん聞かれたので、勉強してきたことを本にまとめた。すべての人に読んでほしい」とアピールした。
日本は“貯金主義”で投資に抵抗がある人も多いが、ジェイソンは「Why Japanese people!?なんで貯金ばっかりしているんですか!投資しないとダメでしょ!」と大声で吠え、「僕も日本の口座持っているけど明細を見ると毎回驚く。利息が2桁?みたいな、12円とかしか入ってこない。これだったらお金は増やせない」と指摘する。日本人が投資を敬遠するのは「情報の勉強不足だから」といい、「イチかバチかのギャンブルだと思っているかもしれないけど、安心なやり方もある。工夫は必要だけど、そこまで危険ではない。日本人は気づいていないというか、やっていないだけ。情報を聞いて勉強すれば投資できる」と語った。
同書の帯は「ライバル」というお笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(34)が担当している。ジェイソンは「野田さんと僕は芸人で経営者、本も出しているし、あまりにもかぶっていることが多い」とキャラかぶりに苦笑い。「ライバル意識できる要素があって面白い。でもお金の本を出させていただいたので、1本とれたのかな」とライバルに差をつけご満悦だった。