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 女の“イク”の頂点は何だろうか?

男は前提から知ってほしいのだが、まずすべての女が潮を吹きたいと思っている訳ではない。なぜならセックスの目的は、“快楽”だけではないから。
女のセックスの目的には、「愛情確認」もある。だからほとんどの女は、身体も心も満たされたいと思っている。
そして身体も心も満たされたとき、自分のコップには入りきらない“感情”が“涙”となって、真の快楽があふれ出す。

どれくらいの女性が、そんな涙が流れてしまうようなセックスを味わったことがあるだろう?実はかなり少ないのではないかと思う。なぜなら男は女の満足のため「潮吹き」を目指し、ひたすらテクばかりが先行しているから。
男女の目指しているところがあまりに違い過ぎる。

男はテクニックよりもまずは、言葉と態度で“愛”を示してほしい。
「かわいいね」「大好きだよ」「会いたかったよ」などの言葉を尽くしてほしい。間違っても「おまえを見ると欲情する」なんていうカン違い褒め言葉は禁句だ。自分が「あなたのジュニアは立派ね」と言われてうれしいからといって、女も同じことを言われてうれしいと思ってはならない。女と男はまったく別の生き物だ。

まず最初の目的は“安心させること”。「セックスが目的ではなく、あなたと会い愛を交わすのが目的で、その愛を確かめるためにセックスがしたいんだ」ということを伝えよう。

一方で男も不安でいっぱいだ。「タツのたろうか」「イカせられるのだろうか」 ということで不安でいっぱいだ。女がそんなことを求めてないといっても、自尊心が許さない。

本当にセックスがうまい男というのは、いろんなコップを満たして、あふれ出させる男だ。手先やジュニアだけではなく、頭と心と言葉を使える男だ。

一番有効なそれらの融合は、実は「キス」だったりする。ベロベロのやつではなく、チュッというキスだ。オッパイではなく、ホッペにおでこに、唇に首筋に、手に髪に・・・あらゆるところにキスしてみよう。

動物の中で生殖器以外、“キス”と“言葉”で愛を交わせるのは人間だけ。だから人間ならば、人間ならではの素晴らしい方法で愛を交わしてほしい。
だから男も女も、もっともっとキスと言葉を大事にして、生殖器を擦るだけではないいろいろな方法で愛を交わしてほしい。

そんな文明的な愛を交わしたとき、その先には、男も女も涙があふれる愛があるはずだ。