また、都の基準で集計した12日時点の重症の患者は初めて200人を超えて218人になり、11日より21人増えています。10日、11日と3日連続で過去最多を更新し重症患者の増加に歯止めがかかりません。
都が、現在確保している重症患者用の病床の使用率は55.6%となり、医療提供体制のひっ迫がさらに進む事態になっています。
重症患者の年代別は
▽10代が1人
▽20代が5人
▽30代が19人
▽40代が52人
▽50代が78人
▽60代が39人
▽70代が19人
▽80代が5人です。
40代と50代を合わせると全体のおよそ60%を占めています。
また、都は、感染が確認された50代から80代までの男女6人が死亡したことを明らかにしました。
このうち、50代の女性は集合住宅の共用スペースで倒れているのが見つかり死亡が確認されました。その後の検査で感染していたことが確認されたということです。
また、60代の男性はことし6月にワクチンを2回、接種していましたが、感染したということです。ワクチンを2回接種したあとに感染して死亡した人を都が確認したのはこれが初めてです。
これで都内で感染して死亡した人は2325人になりました。