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12日未明、甲府市で住宅が焼ける火事があり、警察によりますと、この家に住む夫婦2人と連絡が取れなくなっていて、これまでに焼け跡から1人が遺体で見つかったということです。
火事の直前に、同居する夫婦の娘から「泥棒に入られた」などという通報があったということで警察が詳しい状況を調べています。

12日午前3時45分ごろ、甲府市蓬沢1丁目の住宅で、この家に住む女性から「泥棒に入られた」と警察に通報があり、その直後に住宅から火が出ました。

火は午前7時すぎに消し止められましたが、警察によりますと、この家に住む50代の夫婦と連絡が取れなくなっていて、焼け跡から1人の遺体が見つかったということです。

警察によりますと、この家には夫婦と10代の姉妹のあわせて4人が暮らしていて通報は娘から寄せられたということです。


これまでの調べによりますと2階にいた姉妹は争うような声を聞いたため1階に降りようとしたところ、不審な男と鉢合わせたため、2階のベランダから避難し、その直後に火事が起きたということです。

また、火災のあと、近くに住む人が現場から徒歩で逃げる不審な男を目撃しているということで、警察が行方を捜査しています。

現場はJR甲府駅から南東におよそ3キロ離れた住宅地です。