お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(47)が12日、MCを務めるABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演し、国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者で実業家・前澤友作氏(46)をめぐる批判意見に異議を唱えた。
前澤氏は8日にカザフスタンから宇宙へ向けて出発。同日夜にソユーズ宇宙船がISSにドッキングし、12日間の宇宙滞在生活を続けている。ISSでは、無重力の中でSNSやYouTubeを更新するなど活動している。ジュニアは「Wi−Fiが飛んでるっていう、その環境がすごい」と、技術の進歩に驚きを口にした。
ISSに滞在する日本の民間人は、前澤氏が初めて。100億を超える費用をかけたと言われることもあってか、テレビ朝日の玉川徹氏は「金持ちの道楽を見せられてもな」と冷めた目線でコメントしている。これに立憲民主党の蓮舫参院議員(54)が、ツイッターで「自分で貯めたお金で夢である宇宙旅行を実現することは。『金持ちの道楽』かもしれません。でも、夢を叶えることができる力を否定するのは残念」と反論するなど、議論が起こっていることを番組で紹介した。
ジュニアは「あらためて活字で見ると、金持ちの道楽って、別にそんなに悪いことなのかな?という気もしますね。そうですよと、金持ちの道楽です〜で。非常にいいような」とコメント。逆に「貧乏人の道楽の方が、そんな暇あったら働けと」と指摘していた。