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 東京証券取引所1部上場企業の令和3年9月中間連結決算は、新型コロナウイルス禍で増えた「巣ごもり需要」や円安効果を取り込んだ製造業を中心に過去最高益が相次いだ。ただ、原油などの資源高や半導体不足といったリスクを抱え、先行きは楽観できない。コロナ禍の影響で売り上げが激減する鉄道や航空業の経営環境は依然厳しく、コロナ禍前への完全復調はまだ遠い状況だ。