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 戦争や貧困、不登校などさまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった人たちが通う夜間中学。これまで都市部に偏在していたが、「学び直し」の場として期待される近年は、地方にも広がりを見せて少しずつ増えている。兵庫県では県西部に夜間中学がないが、中核市の姫路市が令和5年春の開校を目指して準備を進めており、体験会を開催するなどして入学希望者の掘り起こしに懸命だ。