漂泊の俳人として知られ、松山で没した種田山頭火(1882~1940)の命日の11日、NPO法人まつやま山頭火倶楽部(くらぶ)が句集「草木塔」を復刻し、仏前にささげた。没後80周年記念事業の一環。合わせて、同市御幸の護国神社万葉苑に句碑を建立した。【長谷川容子】子に会えず差別に苦しむ日々を俳句に「草木塔」は山頭火が自選しまとめた唯一の句集。終(つい)のすみかとなった松山市の一草庵で生前に句稿を整理し、亡くなる半年前に700部が東京の八雲書林から発行された。「分け 全文
毎日新聞 10月12日 10時51分
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