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 組織の縦割り構造に悩むメーカーは多い。例えば、現場のノウハウが共有されず、同じような取り組みを別の事業部でやっていたというケースだ。パワー半導体やそれらを使ったパワーモジュールを手掛けるサンケン電気も、こうした課題を抱える1社だ。そこで同社は課題解決のため、埼玉県新座市の本社敷地内に「ものづくり開発センター」を新設し、開発の効率化に動き出した。