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 會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)は、プレキャストコンクリート(PCa)のパネルで既設の陸上風力発電タワーを大型化し、発電効率を4倍強に高める工法「VT」を開発した。高さ80m級の鋼製タワーを120m級にかさ上げできる。風を受ける羽根(ブレード)を大型化し、発電コストを約半分に抑える。福島県浪江町と連携して実証機を建設し、性能を確かめる予定だ。