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<p>【独占】大竹伸朗の巨大アートが道後温泉に出現! 過去最大の作品に込めた思いとは?</p><p>現地で独占取材を敢行!〈道後温泉本館〉の工事仮設物に、美術家の大竹伸朗さんが巨大アートを制作しました。 ⇒ 「コロナ禍にある今だからこそ、大きさも色も、理屈抜きで力がダイレクトに伝わるものにしたかった」</p><p>営業しながら保存修理工事が進められている〈道後温泉本館〉の工事仮設物に、美術家の大竹伸朗さんが巨大アートを制作。街の新たなランドマークとなった今作について、大竹さんに現地で独占取材を敢行しました!</p><p>市街地から〈道後温泉〉にアプローチする県道187号に面した南面では、道後温泉を発見したという白鷺を描く。具象と抽象を織り交ぜた表現で老若男女を魅了する作品を制作した。 日本最古の温泉と言われる愛媛県松山市の道後温泉。そのシンボルである国指定重要文化財〈道後温泉本館〉は、2024年12月末まで保存修理工事が進められており、後期工事の開始とともに新たな工事仮設物が設置された。本館を覆うこの素屋根テント膜をアートに変えたのが、美術家の大竹伸朗だ。 水、熱、光、そして人や街が生み出すあらゆるエネルギーをテーマに《熱景/NETSU-KEI》と名づけられた作品は、南北約34m、東西約30m、高さ最大約20mにおよび、大竹にとって過去最大の作品となった。その大きさゆえ、街の至るところからさまざまな表情で道行く人々の目に飛び込んでくる。 高精細で表現されるのは、大竹自らが着色した紙で制作されたちぎり絵だ。巨大な壁面には繊維の不定形な切断面や重ねた色の奥行きがありありと表現される。</p>