「酸素濃縮装置」関連銘柄について、アナリストの村瀬智一さんが解説。新型コロナウイルス感染症の変異株(デルタ株)の感染が拡大するなか、厚生労働省は8月2日、感染者が急増している地域では軽症者に加え、重症化リスクの低い中等症患者も基本的に自宅療養とする方針を示しました。データを見ても東京都内の自宅療養者の数は急増しており、8月1日時点で1万1018人だった自宅療養者数は、8月12日時点で2万726人にまで跳ね上がりました。自宅療養者の増加により需要が増えると考えられるのが、自宅療養中に症状が悪化した場合に備えた医療機器です。一部報道でも、医療機器各社が自宅療養向けの機器を増産する動きが報じられています。そこで今回は「酸素濃縮装置」の関連銘柄に注目しました。