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 東芝の綱川智社長は12日の記者会見で、新たな取締役会議長の選任に向け、年内に臨時株主総会を開く考えを明らかにした。東芝では経済産業省と連携して「物言う株主」に圧力をかけた問題が発覚。6月の定時株主総会で当時の永山治議長の再任が否決され、企業統治の改革が急務となっている。ただ、物言う株主との緊張関係の解消には時間がかかりそうで、経産省との関係にも配慮した難しいかじ取りが続きそうだ。