スーダン情勢について、al sharq al wsat net は、米や複数の欧州諸国が12日共同声明で、新しい暫定主権評議会の設置を批判したと報じています。
それによると米、EU,英、ノルウェイ、スイス等は、その中で主権評議会の設置はスーダン国民の願望に反し、スーダンの安定と発展を阻害するとして懸念を表明し、今後さらに騒動を大きくしないように、またハムドゥーク首相を元に戻すように要請し、人権侵害行為をしないようにと警告した由。
先にも書いた通り、今回のクーデター前からスーダンに特使を派遣していた米国は、今回のクーデターに批判的であったこともあり、このような声明を出すことは不思議はないと思われる。
不思議なのは欧州で、EUの他に英国が参加し、それ以外からノルウェイ、スイスが参加したが、独仏伊等の名前が見られないことは、EU内の立場の不一致を示すものか不明である
さらに今回のクーデターはUAEやエジプト、サウディ等が支持していた模様だが、彼等は今後その立場を維持するのか興味がありますね