東京オリンピックにて、37年ぶりとなる悲願の金メダルを獲得した野球日本代表。変則的な対戦方式となった今大会において、予選リーグから全勝で勝ち上がり野球大国アメリカを2-0で下すなど、その強さが際立った。
そんな中注目されたのが、今季から8年ぶりに日本球界に復帰した田中将大。メジャーリーグ(MLB)でも通算78勝を記録し、「アメリカを知る男」として本戦での活躍が期待された。予想通り、田中はノックアウトステージ初戦のアメリカ戦で先発。4回途中で降板と成績自体は振るわなかったものの、大黒柱としてチームを支える重要な役割を担った。
金メダル獲得直後、田中は自身の公式YouTubeチャンネルを更新。自身の思いを直接ファンに伝えた。「嬉しさと悔しさと感謝の金メダル」と題された動画では、田中が率直な気持ちを語っている。
この動画に対して「田中将大という存在があったからこその金メダル」「プレー以外でもチームを最年長として引っ張る存在として貢献していた」など、田中の貢献を賛称する声に加え「congratulation Tanaka-san」「We miss you」など、決勝を戦ったアメリカのファンからも祝福の声が届いているのだ。
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自身の公式SNSでは、坂本勇人らチームの年長者である「88世代」との記念写真や、母校・駒澤大学附属苫小牧(駒大苫小牧)高校の後輩である伊藤大海らとの写真を公開している田中。8年ぶりの日本球界復帰ながら、持ち前の明るさとコミュニケーション能力で溶け込み、チームを支えていたことは間違いないようだ。