2021年10月よりTOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『さんかく窓の外側は夜』。
本作はヤマシタトモコ先生の同名ホラーコミックが原作で、偶然出会った除霊師の冷川理人と昔から不気味なモノを「視て」しまう体質の三角康介がバディを組み、数々の事件を解決していくストーリーとなっています。
このたび、アニメイトタイムズにて声優陣やスタッフを対象にしたインタビュー連載がスタート! アニメーションならではの見どころやキャラクターへの解釈、収録現場の様子などを語っていただきました。
第6回目にお届けするのは、逆木一臣役の諏訪部順一さん。「読ませる力」が高い印象を持っているというヤマシタトモコ先生の作品。本編はもちろんCM、OP&ED、CMに至るまですべてが見所だそうです……!
アニメイトタイムズからのおすすめ
逆木は若い娘に振り回されるおじさん!?
——台本または原作を読んだときの最初の感想をお聞かせください。
逆木一臣役・諏訪部順一さん(以下、諏訪部):ヤマシタトモコ先生の作品は既読のものが結構あるのですが、どれも「読ませる力」が高いという印象を持っています。
『さんかく窓の外側は夜』も、読み物として非常に面白い作品です。その原作の持つ空気感がアニメでどのように表現されるのか、大変興味深かったです。
——非浦英莉可の用心棒をしている逆木一臣は霊的なものに疎い特徴がありますが、どのような人物だと解釈されて演じようと思いましたか?
諏訪部:霊感のようなものはありませんが、何かが起きている、行われているというのを、なんとなく感じ取っているような描写が本編内にあります。
勘はいい人なのでは?という風には思っています。基本的に、頂いた設定通りに人となりは解釈し、それを表現するよう努めました。
——三角と冷川の心霊探偵コンビと同じく、逆木と英莉可のコンビも本作の見どころでもあります。逆木を演じる諏訪部さんにとって、英莉可はどのような人だと感じますか? 2人のコンビネーションに対する印象もお聞かせください。
諏訪部:個人的にはちょっと面倒な女の子(笑)って感じですが、まぁ色々と背景がありますので、致し方ない部分もあるかなぁと思うところも。
逆木は仕事としての依頼以上に首を突っ込んでしまっている感じがありますね。若い娘に振り回されるおじさん。そういうシチュエーションは……プライベートでしたらお断りです(笑)。