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大手電機メーカーの三菱電機は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く東南アジアからの一部の部品の供給が滞っているため、静岡市の工場での家庭用冷蔵庫の生産を10日間、停止することを決めました。

三菱電機は、静岡市の静岡製作所での家庭用冷蔵庫の生産を11日から今月22日までの10日間、停止することを決めました。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く東南アジアで、取引先の工場の稼働が止まるなどして、一部の部品の供給が滞っているためです。

ただ、この工場で生産しているエアコンの製造ラインは通常どおり稼働しているということです。

会社では、今月25日に冷蔵庫の生産を再開したいとしていて、「生産の挽回に努めたい」としています。

東南アジアの感染拡大を受けて、トヨタ自動車やホンダなど自動車メーカー各社も減産を余儀なくされていて、その影響は電機メーカーにも広がっています。