小米(シャオミ)が昨年11月に国内で発売したハイエンドモデル、Xiaomi 11T Pto
MVNOではOCNモバイルなどが取り扱っており、国内で販売されているSnapdragon 888搭載モデルとしてはおそらく最安の機種。
一方、このXiaomi 11T Proについては発売当初より、他のSnapdragon 888搭載機よりもベンチマークスコアが低めで、実使用での体感性能も劣る、という報告が相次いでいました。
しかし、数日前に提供された最新のファームウェアアップデートで少なくともベンチマーク上の性能においては大きく向上した模様です。
Xiaomi 11T Proのベンチマーク性能が最新アプデで大幅アップ
今回提供されたのはMIUI 12.5のファームウェアバージョン12.5.3.9。
同様の報告は5ちゃんねる上でも複数挙がっており、以前はAntutuで60万ポイント台後半だったスコアがアップデート後は78~80万点前後に上がった、というケースが多く見られます。
つまり、同モデルのベンチマーク上の性能はマイナーファームウェアアップデートで2割以上も向上した、ということに。
高性能コアの動作制限を撤廃?
以前、同モデルの性能が他のSD888より低い原因について、高性能コアが動作していないことが一因、といった説をご紹介しました。
Antutuでも、今回のアップデートではGPUではなくCPUのスコアが大幅に向上したとの報告も散見されるので、ひょっとすると以前の何らかの高性能コアの動作制限を撤廃した、という可能性も。
なお、5ちぇんねるなどではアップデート後にゲームプレイ時に以前より熱を感じるようになった、という報告も見られます。
ただ、今のところは「異常発熱」といったレベルではないようなので、特に心配するような症状ではないと思われます。
ソース:Twitter