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新人3人の争いとなった三重県知事選挙は、与野党双方が推薦した元国土交通省自動車局長の一見勝之氏が初めての当選を果たしました。

三重県知事選挙の結果です。

▽一見勝之、無所属、新。当選。39万1767票。
▽岡野恵美、無所属、新。9万6317票。
▽石川剛、無所属、新。5万9571票。

自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した元国土交通省自動車局長の一見氏が、初めての当選を果たしました。

一見氏は、三重県亀山市出身の58歳。
昭和61年に当時の運輸省に入り、海上保安庁の次長や国土交通省の自動車局長などを務めました。

今回の選挙は、衆議院選挙に立候補する現職の辞職に伴うもので、告示翌日の先月27日に、三重県に緊急事態宣言が出される中で行われました。


一見氏は、「重責に身が引き締まる思いだ。新型コロナをいかに収めるか。人口減少への対応をどうするか。各地の産業をいかに振興していくか。さまざまな課題に誠心誠意対応させていただきたい」と述べました。

今回の投票率は37.93%でこれまでで最も低かった平成4年の37.77%をわずかに上回ったものの、過去2番目に低い投票率となりました。