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国土交通省河川環境課の室永武司河川保全企画室長は、午前10時からの気象庁との合同記者会見で、現在の河川の状況や土砂災害の危険性について説明しました。この中で「広島県や島根県を流れる江の川や、広島県内を流れる太田川、熊本県の球磨川ではこれまでの雨で水位が高い状態が続いている。今後、少しの雨でも氾濫の危険性があり、いっそうの警戒をお願いしたい」と述べました。また、「累積した雨で土砂災害の危険性も高まっている。ハザードマップを確認するほか避難などの情報に注意してほしい」と話しました。その上で「大きな川だけでなく、中小の河川でもすでに氾濫が発生して被害が出ていたり、水位が高くなっている。川を見に行くことはしないで、命を守る行動をとってほしい」と呼びかけました。