テスラ モデル S プラッドは、すでに目もくらむような速さであること、これだけはご存じだろう。そして今、北米で転がされている車へのアップデートによって、新たなスキルを身につけたようだ。その’トラックモード’へようこそ。
当然のことながら、これは–♪ドラムロール♫をお願いします–「トラック」のために開発されたもの。具体的には、ニュルブルクリンクにおける量産EVの最速ラップタイム(昨年9月にモデル S プラッドがすでに達成している)を、ハンドリング特性の最適化によって確保し、「我々の3モータープラットフォームを最大限に活用する」ためである。
一連のアップグレードは、まさにこれに取り組むことを目的としている。テスラは、より良い変調を可能にする、より大きなブレーキ回生と一緒に、車が温度まで上昇すると、”共有冷却水ループ”を介してより良いバッテリーとモーターの冷却を行う、と言っている。
さらに、リアアクスルは「ミリ秒」で調整可能なフルトルクベクタリングを採用し、曲がりくねった道でもモデル Sをより良くスイングさせる。VDC(車両ダイナミクスコントローラ)は、ステアリング角やスロットルなどのさまざまなパラメータを評価してトルク配分を調整する。ステアリングの角度は「ヨーク」セットアップで実現される。これを忘れちゃいけない。
トラックモードではダンピングも変更され、車高を「低」に設定したまま、より硬くなる。さらに、インテリアのスクリーンには、サーキットに特化したディスプレイが設置され、ヒート、ラップタイマー、Gメーター、ダッシュカムビデオ撮影、テレメトリーなどの「サーキットで重要な情報」が表示されるようになった。
「プラッドのトラックモードで、我々はモデル S プラッドをレーストラックでもドラッグレースと同じくらい速く走らせるために新しい機能を追加しました」とテスラは述べている。テスラは、時間をかけてさらに多くのアップデートを行うことを約束しているようだ。
テック系YouTuber、マルケス ブラウンリーのモデル S プラッドのファーストインプレッションはこちら。
=海外の反応=
「でもって…ブレーキはかかるの?」
↑「テスラは、将来のプラッドに2万ドル(230万円)のカーボンセラミックオプションを設定することを発表した。標準のブレーキは変更なし。まともなブレーキはすでに標準装備されているはずなのに、クレイジーな金額だ」
「テスラがどんなソフトウェアアップデートをしようとも、物理的に大きな/よく止まるブレーキが必要なのだ」
「待って、これって全部ソフトでやるの?」
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