この投稿では2019年3月に日本エイサーより発売されたAcer Swift 5 SF514-53Tシリーズのストレージの換装・増設方法やバッテリーの交換方法などを見ていきたいと思います。
目次
- 用意するもの
- Acer Swift 5 SF514-53Tを分解する
- Acer Swift 5 SF514-53TのSSD換装と増設
- Acer Swift 5 SF514-53Tのバッテリー交換方法
- Acer Swift 5 SF514-53Tのメモリの増設について
- 作業を完了する
- まとめ
用意するもの
- E-Value 精密ドライバーセット
- SSDを換装・増設する場合(カッコの中は主な容量のラインナップ)
- バッテリーを交換する場合
- Wi-Fiモジュールを交換する場合
- へら (使わなくなったポイントカードや爪でも代用可能です)
Acer Swift 5 SF514-53Tを分解する
パソコンの電源を正しく切り、シャットダウンされたことを確認して、本体(SF514-53T-H58Y/B)をひっくり返します。
バッテリーをリセットするために、中央からやや左側にある小さな穴にクリップなどを差し込み、4秒間押し続けます。
その後背面にある11個のプラスねじを取り外し、上部(ちょうどヒンジのあたり)からヘラを差し込んで、ボトムカバーを取り外します。なお、11本目のねじはAcerのロゴ付きのVoidシールの下にあります。
Acer Swift 5 SF514-53TのSSD換装と増設
初期構成では512GBのNVMe 3.0×2接続のM.2(2280)SSD、「Western Digital PC SN520」が搭載されていました。
取り外す際には、SSD下部にあるねじを外し、ゆっくりと手前方向に引き出します。
なお、Acer Swift 5 SF514-53Tには、もう一つM.2 2280フォームファクタのスロットがあり、NVMe M.2 SSDを増設できます。
換装、増設例としては下記のようになるかと思います。
- Crucial P5 (500GB/1TB/2TB)
- Crucial P2 (500GB/1TB/2TB)
- Western Digital WDS500G3X0C-EC (500GB/1TB/2TB/4TB)
- KIOXIA SSD-CK500N3/N (500GB/1TB)
- TLD-M2A50G3 (500GB)
Acer Swift 5 SF514-53Tのバッテリー交換方法
Acer Swift 5 SF514-53Tのバッテリーは2本のねじ、ケーブルは複数のテープで固定されています。
下図で示した(見づらいですが)、赤枠で囲ったテープを剥がし、緑色の枠で囲ったコネクターを取り外します。
その後、バッテリーの左右に1本ずつある、青色枠で囲ったねじを取り、バッテリーをゆっくりと取り外します。
なお、用意したバッテリーはこちらです。
バッテリーが取り外された様子…。
先ほどと逆の手順でバッテリーを取り付けていきます。コネクターに接続する際はコネクターを破壊しないよう丁寧に作業します。
Acer Swift 5 SF514-53Tのメモリの増設について
なお、メモリはマザーボードに組み込まれているために交換・増設はできません。
Acer Swift 5 SF514-53TのWi-Fiモジュールの交換
Wi-FiモジュールにはWireless-AC 9560が使用されていました。
作業を完了する
コネクターやケーブルの位置、異物の混入がないことを確認したら、ボトムカバーを取り付けて、先ほどと逆の手順で組み上げていきます。お疲れ様でした。
まとめ
Acer Swift 5 SF514-53Tでは、メモリの交換や増設こそできないものの、SSDの換装だけでなく増設ができる設計となっており、分解も簡単で比較的メンテナンスしやすい機種だと思いました。
作業の際は静電気に気を付けていただいて、安全に作業していただけたらと思います。
それでは、引き続き楽しいPCライフを!
では!