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サムスンの次世代モデル、と言えば1月~2月に発表・リリースされると言われているGalaxy S22シリーズですが、今回、この最新フラッグシップを含む同社の2022年Galaxyラインナップの一部とその生産予定台数に関する情報がリークされていました。

2022年Galaxyは52モデルリリース

韓国メディア、THE ELECが伝えたもので、まず、サムスンは来年2022年に合計52モデルをリリース予定とのこと。そして、そのうち16モデルがミッドレンジ機種になるとのことです。

同社が2020年にリリースしたモデル数は把握していませんが、おそらく大差はないはず。
よって、特に2021年ラインナップで機種数が増減するということはなさそうです。

フラッグシップでは無印Galaxy S22が主力

フラッグシップモデル群のS22シリーズはS22、S22 Plus、S22 Ultra、S22 FEの4機種で全体の出荷計画数は6700万台。そのうちの半分以上が無印のGalaxy S22になる模様です。

Galaxy S22のものとされるレンダリング画像(ソース:Onleaks氏)

一方、サムスンが「新たなフラッグシップ」と位置付けるフォルダブルのGalaxy ZシリーズについてはGalaxy Z Fold4の生産台数は290万台、Galaxy Z Flip4はその2倍以上の690万台の見通し。

徐々に普及していると言われているフォルダブルですが、Galaxy Sシリーズと比べるとそれでもまだ7倍ほどの差がある、ということになります。

ミッドレンジ・エントリーモデルが8割

全体で見ると、フラッグシップモデルは売上比重が高いものの生産量は少なく、中低価格型モデルが大部分を占めるという構図は変わらず。

同社は来年度のスマートフォン生産目標値を3億3400万台としており、このうち80%ほどの2億6700万台がミッドレンジになるとのことです。

実際、上の表でも最も生産量が多いのはGalaxy A53、A13​​、A33で、3モデルだけを合わせても、Galaxyスマホ全体の出荷量の23%を占めており、フラッグシップスマートフォン全体の生産量(20%ほど)を合わせたよりも多い模様。

なお、Galaxy A53とA33は来年第1四半期から、A13は第2四半期から生産に入る計画とのことです。

また、サムスンは「Aシリーズの最上位に位置するA73 5Gを来年第2四半期から生産する計画」で、目標生産量は340万台。
A73が2021年Aシリーズの「最上位」ということはGalaxy A93やA83は存在しない、ということになりそうです。

ギャラクシーA53 5Gモデルは来年第1四半期から計2800万台を生産する計画だ。

その他の低価格型モデルとしてはGalaxy M53 5GとM33 5G、M13(F13)も来年第2四半期から生産に入る模様です。

ソース:THE ELEC