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Aiamu Olive × 日本あみぐるみ協会 コラボ企画で
4月号よりスタートした 毎月あみぐるみコレクション。
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本誌掲載と連動したインタビューを12回連載でお届けしております。
第10回はone*先生インタビューです。
※ one*先生のプロフィールは、アイアムオリーブ1月号に掲載しております。

日本あみぐるみ協会HP → amigurumi.jp

あかおにちゃんを編まれたone*先生。
泣いているのが気になります。
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『泣いた赤鬼』がモチーフ 

AiamuOlive(以下、A):まず、“あかおにちゃん”についてお話をお伺いしたい
と思います。
あかおにをテーマに選ばれた理由は?

one*先生(以下、O):(毎月あみぐるみcollectionは)1年間の連載のため、歳時記も取り入れてほしいというお話しでしたので、節分を意識しました。

お誕生日とかクリスマスなどいろいろなイベントがある中で、うちでは節分に重きをおいているところがありまして、それで作りました。

A:節分の鬼ですね。

数あるイベントの中で、節分に重きを置いている理由ってありますか?

O:うちの相方が絶大なる思い入れがあるようで(笑)。
うちでは豆もまいて、恵方巻もその年の恵方を向いて無言で食べるということを
やっています。

A:なるほど。ご主人が節分を重要視されているんですね。

では、あかおには、なぜ泣いているんでしょう?

アイアムオリーブでは、豆をぶつけられて…という体で掲載していますが…?

O:『泣いた赤鬼』(※)がモチーフになっています。

実はあおおにちゃんもセットで考えて、作っていまして…。
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あかおにちゃんと、あおおにちゃん

A:浜田廣介作の児童文学『泣いた赤鬼』ですね。

※『泣いた赤鬼』のあらすじ 人間と仲良くなりたいという心優しい赤鬼のために、親友の青鬼は、自分が村を襲い、赤鬼が青鬼を退治するという芝居をすると、赤鬼が優しい鬼だと分かって人間と仲良くできるという作戦を練る。
作戦は実行され、人間と仲良くなれた赤鬼だったが、親友である青鬼が姿を見せない。
赤鬼が青鬼の家を訪ねると、青鬼はおらず赤鬼への手紙が残されていた。
自分と仲良くしていると、赤鬼が怪しまれてはいけないと思って、青鬼は旅に出たことが記されていた。
その手紙を読み、赤鬼は涙を流した。

O:はい、あの『泣いた赤鬼』です。

A:私も『泣いた赤鬼』好きなんですよね~。

あの無常な感じが、こども心にショッキングで…。

O:デザイン画を送ったときに、端っこにちょこっと、
デザインを変えたら青鬼になりますって書いてみたりもしていたんです。

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でも、泣いた赤鬼をベースにしながら、表向きは節分の赤鬼という感じで
作りました。

A:やっぱり心優しいあかおにちゃんなんですね。

ボケ防止のためのあみぐるみ

A:one*先生があみぐるみと出会ったきっかけはなんでしたか?

O:お友達に「今、毛糸で編んだあみぐるみっていうものを作ってるよ~」
というのを聞いて、その時は「ふーん」って感じだったんですね。
私、かぎ針編みがまったく出来なかったので。

A:そうなんですか?

O:かぎ針に糸をひっかけるっていうのが、手がこんがらがりそうで、
なかなか難しくて。

小学校3、4年生の頃に、棒針でガーター編みのマフラーを作ったことは
あったんです。

その時にメリヤス編みも教えてもらって出来るようになりましたが、
母に「かぎ針もついでに教えてあげようか」って言われてやってみたら、
かぎ針の先に糸をひっかけられなくて挫折しました。

だからはじめお友達に言われたときには、
「どうせ出来ないし、やらないでおこう」と思ってたんですけど。

A: うんうん。

O:ボケ防止に手先を使うといいっていうのを、そのすぐ後にテレビ番組などで知って、「ちょっとボケ防止に始めてみようかな」って(笑)。

A:ボケ防止っていうお年でもないのに?(笑)

それは何年頃ですか?

O:それが2004年頃です。
私はどこの教室にも通ったことがなく、ずっと独学なので
雄鶏社のきっかけ本『はじめてでも編める!あみぐるみ』を使っていました。

この本の発行日が2004年7月10日となっているので、
たぶんこの頃から始めたと思うんですが…。

A:小学校3、4年生でかぎ針編みを挫折したけれども、
2004年にボケ防止のためにきっかけ本を購入されて、あみぐるみを始めた、と。
どのあみぐるみを最初に編まれたか、ご記憶ありますか?

O:編めるかどうか分からないので、最初に編んでみて無理そうなら
やめようと思って、掲載されているくまのあみぐるみを編み始めたんですが、
意外とうまく編めたので、それからもうちょっと続けて編んだんですけど…。

A:最初に編まれたあみぐるみは残っていますか?

O:いや、もうないんですよね。

余ってた毛糸や目玉を使って編んで、一回編んだら満足して、
全部ほどいてまた編みました。

写真も撮ったのか撮ってないのか?っていう感じですね。

A: じゃあ、リユースされたってことですね。 
初めて編んだオリジナルのあみぐるみはなんでした?

O:そうですね~。

オリジナルも何かは思い出せないんですけど、たぶん~うさぎですかね。

この写真のようなうさぎの、もっと簡易なものを編んだように思って
探してみたんですけど、残ってなかったんですね。

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↑ こんな感じのうさぎを編んだのがきっかけで、
あみコレにも出すようになって。
他(に出展した)のも、こんな感じの作品だったと思います。

A:かわいい。

最初から凝ってますね。

あみぐるみの前の趣味はイラストを描くこと

A:うさぎといえば、先生の作品のタグには、
かわいいうさぎさんのシールが貼ってあるのが印象的です。
先生は非常にイラストがお上手ですよね。

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one*先生の作品につけられたタグ

O:いや全然~。

イラストというよりらくがきみたいな感じなんですけどね…。

私にとっては、あみぐるみの前の趣味が絵を描いたりすることだったので。

A:だからデザイン画とか描かれるのも苦がない感じですね。

O:苦がないっていったらすごく描ける人みたいなんですけど。  
まあ、考えて描くのはやぶさかではないなって感じですかね。
うん。

A:先生はうさぎがお好きですか?

O:えーっと、たぶんおそらく(あみぐるみを)始めたときから(のシール)
なので、うさぎしか作れなかったんだと思うんですよ。

うさぎとかくまとか、あとはキノコ?とかを作ってたんです。

作りやすかったのがうさぎだったので、それをキャラクターにしたっていう感じですかね?
本当はあみぐるみにする技術があれば、あみぐるみで作りたかったんですけど。

作れなかったので絵を描いたみたいな感じです。

A:先生の分身ということでもない?

O:私は作品と自分とを同一視してほしくないなって思っているところが
あって…。

自分のあみぐるみを使って写真を撮るとかできなくて。
なんかこう照れてしまって…恥ずかしくて。
最近やっと、キャラクターグッズを使って写真を撮れるようになりました(笑)。

A: あみぐるみはあみぐるみなんですね。

ということは、イラストもイラスト?

O:そうですね。

A: 描いた絵がそのまま立体になっていますよね。

あみぐるみの作り方として、まず絵を描かれてから編まれているんですか?

O:うちには私よりイラストを描くのが上手いというか、
デザインをするのが上手い妹とセンスがいい妹が2人おりまして。

昔は妹が描いてくれたデザインに沿ってあみぐるみを作ったりしていました。

自分で考えて作ると似たりよったりになったりするので、妹たちに相談して。
妹がデザインを描いて、「こういうデザインで作ってみたらどう?」
っていうのを、私が立体に起こすっていう感じのことをしてました。

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↑ 妹さんのデザインを元に、
one*先生が立体に起こしたあみぐるみ ↓

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今はしてないんですけど…。

始めた頃はそんな感じでやっていたので。

あみコレにも、私は10年間ぐらい参加させていただいてたんですが、
※ 毎年日本あみぐるみ協会主催で開催される作品展示イベント「あみぐるみコレクション」は、
略してあみコレと呼ばれて親しまれている。
テーマ作品※※も初めの方は私が頭の中で想像したイメージを妹に伝えると、
妹がそれをデザイン画で起こしてくれて、それを私が立体にして作り上げて
いました。

※※ あみコレ中の企画。出題されたテーマから着想を得て、参加者が制作する作品。
例えば昨年のテーマは「とら」。テーマ作品はコンテストをし、投票制で順位が決められる。

A:それは面白いですね。

O:姉妹なので痛烈なダメ出しもされるんですけどね。
「あ、やっぱりこれはダメだったか」とか見直すことができたので、
それがとても刺激になって、あみぐるみを続けることができたのかなと
思います。

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コンテストで2位に入賞した2016年のテーマ作品
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テーマ作品のための妹さんのデザイン

A:なるほど、なるほど。
日本あみぐるみ協会に入ったきっかけは何でしたか?

O:それもあみぐるみっていうのがあるよって教えてくれたお友達に、
「日本あみぐるみ協会っていうところがあって、そこであみコレという
あみぐるみの展示会もやってるよ」っていうのを教えてもらって。
自分の中で、あみぐるみを作る人=日本あみぐるみ協会に入らないとダメ
なんだっていう感じに思っていて、あみぐるみ協会さんに入ったら次は
あみコレに出ようっていう感じですね。

A:何年に入られました?

O:2007年に入会しました。
あみぐるみがあるっていうことを知って、あみぐるみ協会を知って、
あみコレに出たかったので、私はそれを目標にして入りました。

A:初めてあみコレに参加されたのは?

O:2009年です。

(以下、2/2に続く) 

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