国立劇場1月恒例の菊五郎劇団による正月芝居。歌舞伎での『南総里見八犬伝』と言えば、終戦直後に渥美清太郎脚色版が、菊五郎・左団次・楽善らの長老世代には親、菊之助・松緑等世代には祖父、更に若手世代にとっては曽祖父たちによって演じられて以来、劇団の吉例演目として繰り返し上演されてきた。…
国立劇場1月恒例の菊五郎劇団による正月芝居。歌舞伎での『南総里見八犬伝』と言えば、終戦直後に渥美清太郎脚色版が、菊五郎・左団次・楽善らの長老世代には親、菊之助・松緑等世代には祖父、更に若手世代にとっては曽祖父たちによって演じられて以来、劇団の吉例演目として繰り返し上演されてきた。…