もっと詳しく

 停滞する前線の影響で全国の広い範囲で大雨が続き、気象庁は長崎県、佐賀県、福岡県の一部に、警戒レベル5の「大雨特別警報」を発表しました。すでに災害が発生している可能性がきわめて高いとして、直ちに身の安全を確保するよう最大級の警戒を呼びかけています。

気象庁気象監視・警報センター 足立勇士所長
 「命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況。自分の命、大切な人の命を守るため、特別警報の発表を待つことなく、地元市町村からすでに発令されている避難情報に直ちに従い、身の安全を確保してください」

 気象庁は午前2時15分に長崎県と佐賀県の一部に警戒レベルで最も高い「レベル5」に相当する「大雨特別警報」を発表しましたが、午前5時50分には福岡県の一部にも発表し、最大級の警戒を呼びかけています。今後、さらにほかの地域にも大雨特別警報を発表する可能性があるとしています。西日本から東日本では16日ごろまで、特別警報級の大雨が降る可能性があるとして、気象庁は厳重な警戒を呼びかけています。