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チューナーのG-Powerは、BMW M3とM4から最大700馬力を絞り出す。

BMWのスペシャリストであるG-Powerが、ニューBMW M3とM4に挑戦。ボディのカーボンパーツに加えて、最大700馬力のパワーレベルの違いもある!

200馬力もあればコンパクトカーの世界でホットハッチを楽しむためには十分だが、BMWのスペシャリストであるG-Powerは、BMW M3とM4のコンペティションにさらなるパワーを与える。
これにより、G-Powerの手によってチューンナップされた「G3M Bi-Turbo」または「G4M Bi-Turbo」は、「ランボルギーニ アヴェンタドール」などと同等のパフォーマンスを発揮する。

他の後付けソリューションとは異なり、「G3M/G4M」の場合、G-Powerは追加のコントロールユニットを使用するのではなく、純正のECU(エンジンコントロールユニット)に新しいソフトウェアを搭載することで、個々の車両に合わせたきめ細かなチューニングを可能にする。
現在、購入を希望する人は、600馬力、650馬力、700馬力の3種類のパワーレベルから好みのモデルを選択することができるようになっている。

G-Power社では、エンジンルームにオレンジ色のカバーを装着して、性能アップをアピールしている。

700馬力のバージョンでは、840Nmという圧倒的なトルクを発揮する。
最大のステージでは、新しいソフトウェアに加えて、ダウンパイプを含む自社製スポーツエキゾーストシステム「Deeptone」を採用している。
チューニングを施した場合の最高速度は333km/hだ。
「Mドライバーズパッケージ」を装着した場合の標準的な最高速度は290km/hだ。
チューナーは加速の数値を公表していない。
しかし、「M4コンペティション(後輪駆動)」が3.9秒で0から100km/hに到達することを考えれば、700馬力「G3M/G4M」の場合、3.5秒以下になると推測される。
さらなるパワーを渇望する人には、より大きなターボチャージャーを搭載した800馬力のステージも用意されている。

21インチまでのホイール

「G4M」コンプリートパッケージには、アルミ製の足付きカーボン製リアスポイラー、カーボン製ボンネットとリムも含まれている。
「ハリケーンRS」と「ハリケーンRR」の2種類のホイールデザインは、フロント20インチ、リア21インチのミックスディメンション、または全周21インチのいずれかを選択できるようになっている。
21インチのホイールを4本装着したタイプは、V4コイルオーバーサスペンションとの組み合わせでのみ提供される。
V4コイルオーバーサスペンションは、伸側と縮側の減衰力の硬さを調整でき、15~40mmの可変ローダウンが可能となる。
インテリアでは、G-Power社製のスポーツステアリングホイール、シフトパドル、コンプリートレザートリムが採用されている。

オレンジ色のアクセントが入ったハリケーンホイールは、500馬力のM4 F82トップモデルGTSを彷彿とさせる。

楽しさの代償は?

700馬力の「G4M Bi-Turbo」パッケージ(改造費のみ)が32,963ユーロ(約428万円)で、M4用のアドオンパーツとアッセンブリーを含む。
M3とM4には、全輪駆動の有る無し、及びベースモデルとコンペティションモデルのすべてのパフォーマンスレベルが用意されている。
ちなみに、「BMW M3」のベースモデル(480馬力、マニュアルトランスミッション)は、83,500ユーロ(約1,085万円)からとなっている。

Text: Moritz Doka
Photo: G-Power